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小説を目で観た感じ。。。「廃市」
DVDを借りに、いつものショップへ出かけ
「何観ようかなぁ〜〜♪」と、いつものように
ウロウロしながら、新作コーナーへ向かおうとした時
ふと気づいた「監督別」に並んだコーナー。
世界の北野や、岩井俊二なんかの作品が
いろいろ並ぶ中、なんとなく大林宣彦のところを見ていたら
前にタイトルを聞いた事があったこの作品が・・

若かりし(失礼か?)小林聡美が
「転校生」の後に、撮影した作品だという事と
小説が原作だという、それくらいの知識だけだったけど
借りてみることにしてみた。

「廃市」 1984年 日本
              監督: 大林宣彦


廃市 デラックス版
廃市 デラックス版

撮影時期がいつなのかわからないけど
公開年で数えると「転校生」から2年後の作品。

DVDのパッケージからして
何やら、ちょっと怪しい感じ(いろんな意味で)だし
「廃市」というタイトルが
なんだか、暗いイメージで、借りてはみたものの
少し気がのらず、2〜3日観ないまま
借りっぱなしにしていたのは、ココだけの話で(汗)

舞台は福岡県柳川市。
時代は、かなり前の話。
主人公が、論文を書くために、親戚の紹介で訪れた
静かな運河の町の旧家。
そこで過ごしたひと夏の出来事。


「さながら水に浮いた灰色の棺である」
               北原白秋「おもひで」


続きは↓からどうぞ〜(ネタバレ注意です)
原作は福永 武彦。
廃市・飛ぶ男
【廃市・飛ぶ男福永 武彦】

残念ながら、読んだ事はありません。。。

「柳川」という町が舞台なのも
観始めてわかったくらいなので
まったくゼロの状態だった私。。。

同県民として言いますと〜〜
「柳川」といえば、「北原白秋」はもちろんですが
やっぱり「うなぎ」かなぁ〜♪
柳川のうなぎのセイロ蒸しは絶品なんです^^
お米のひとつひとつにまで、秘伝のタレ
(きっと秘伝なハズw)がしみこんでで
うなぎもやわらかくて、んもぉ〜〜おいしいんです♪
(ここ最近食べてませんが>汗)

川くだりもあります。
お堀を、せんどうさんがこいでくれる船にのり
ゆっくりと川を下っていくという
柳川観光の目玉だと思います。

この作品の内容や、原作者のことなど
全くしらなかった私ですが
舞台となった「柳川」の事なら
多少なりとも知っていたわけです。

「柳川が廃市・・?」と
ちょっと不思議な気持ちになりながらも
監督自ら語っている言葉を聞いているうちに
「この映画は小説なんだ〜・・」と
本をめくってるような感じがしてきました。

ん〜〜〜・・・
きっと秀作なんだと思います。

「姉の夫を愛してしまった妹。

夫も自分の妹を愛してると思い込み
身を引くために寺にこもる姉。

妻を愛していながら、妻の思い込みに悩み
別の女と一緒に生活を始めた夫。

旧家で起こる悲劇。」

こう書いてしまうと、
2時間もののサスペンスドラマのようですが>汗

でも、語りの部分は、とても言葉が美しく
小説を読んで聞かせてもらっているような
そんな気持ちになりました。
プロの語り手ではなかったのが
逆に良かったのかもしれません。

同じ監督の作品を新旧逆になったとはいえ
観てみるというにも、なかなか面白いものだと
思いました。
そして、小林聡美という女優さんの
知らなかった昔の一面を観れたのも
私的には収穫だったかな。。

・・と、今回はこんな感じで・・
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